代々大事にしてきた振り袖が...。

 

私の家は、一見すると凡庸な、どこにでもある様な家なのですが、先祖が呉服屋だったこともあり、タンスの中には価値のある和服が何枚も重ねられています。
 
代々(と言っても三代ですが)、母から娘へ渡してきた振り袖も、その中にありました。
 
この引っ越しが終わったら、娘の成人式ももう間近、という頃の引っ越しだったので、振り袖を特別な箱に包んだ上で運んで貰うことにしたのです。
 
しかし、今回利用したダック引越センターから来たスタッフの中に、一人だけ手先のすごく不器用な人が混じってました。
 
箱を運ぶだけなので、最初は特に心配してませんでした…、挙動のおかしい人だけど、ただ箱を持って、家の中に置くだけだし、重たいものでもないし…。
 
それより、家具の配置についてを説明しよう、と作業員の方に話しかけようとした所「ばたーん!」という大きな音。
 
何かを落とし、割った様な音がしたので、びっくりして振り向きました…。
 
すると、なんと、娘が着る予定の振り袖がコンクリートの上に散乱してました。
 
箱はヒビが入っていて、もう使えない様な状態でした…。
 
あまりのことに声を震わせながら、修繕してくれますよねとは言ったものの、「もちろんです、すみません」と相手が取り出したものはガムテープ。
 
もう、ダメだこの人と思い、「もういいです」と言って、振り袖をまだ綺麗な状態の部屋に移動させました。
 
物を壊すのは仕方ないです。人間だし、ミスをすることは私にもあるから…。
 
でも、謝る時は謝らないとダメですよね…。

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